11月11日、神奈川県横浜市の横浜情報文化センターにて、安全講習会が行なわれました。
公益社団法人全国運転代行協会の霜鳥支部長の挨拶で開会し、神奈川県運転代行協会の田中会長、神奈川県警察本部交通部の高橋警部補、国土交通省関東運輸局神奈川運輸支局の脇専門官から、それぞれ運転代行業の現状や業法に関する情報提供がありました。
神奈川県警察の高橋警部補は、独自にわかりやすい説明ツールを製作され、神奈川県のこの業界の現状と問題が明確に理解できました。
国土交通省の脇専門官は、業法改正後の運用について、各社が適切か否かを確認するための方法と対策について話され、法に則って“適正”であるべきことを強調されました。
その後、JD共済の金澤専務による『事故防止講習会』が行われ、JD共済が製作したDVDを用いての新しいスタイルの講習は好評でした。
DVDの内容と現状を踏まえた解説について、出席者らは熱心に耳を傾け、「小さな事故、不注意による事故をなくしていくことが、代行業界全体をもっと底上げすること」が大きな成果への第一歩であると再認識されました。
この講習会は「運転代行業と真摯に向き合って、本気でこの仕事をやっていく覚悟のある事業者が出席する」(田中会長談)という主旨で開催され、質の高い講習会となりました。