公益社団法人　全国運転代行協会

令和５年５月２９日（月）茨城県警察本部交通部交通総務課　鈴木俊啓課長補佐と小澤充安全係長が、（公社）全国運転代行協会監事（茨城県支部長）、並びに（一社）茨城県運転代行協会　中山一夫理事長（（株）クリーン運転総合代行　代表取締役）を訪問されました。

訪問内容は、先日も新聞で取り上げられた「途中下車」（目的地まで行かずに途中のコンビニや道端で運転代行サービスをやめてしまう行為）を防止させ、自宅まできちんと送り、飲酒運転を根絶させる協力依頼でありました。

運転代行員がお客様に最後までお送りするという事を伝えても、「ここのコンビニまででいい」「近所にお酒を飲んできたことを知られたくない」「犬が吠えてうるさい」「自宅を知られたくない」等、いろいろな理由で、最後の目的地までたどり着かないケースもあります。そこからは、お客様は自走して帰るので飲酒運転になってしまいます。今回、「途中下車」の件で県警も重く受け止め、運転代行員の最後まで送る案内の後ろ盾として県警作成の「利用者用のチラシ」を県警独自で作成し、運転代行業者にチラシ内容をお客様に周知して頂く依頼がありました。こちらを提示することにより、少しでも飲酒運転を無くす契機になります。実際に途中下車で死亡事故までも起きています。

中山理事長も７年前の協会主催の安全講習会から「途中下車」の危険性を訴えてきました。今回の訪問で、実際に飲酒運転行為の実態や過去の警察の対応についても、鈴木課長補佐と小澤係長に具体的にお話し、飲酒運転根絶への取り組みについても伝えました。

今後とも、茨城県警察と協力しながら飲酒運転根絶の一翼を担う運転代行業として協会、各運転代行業者共々、交通安全に積極的に寄与して参りたいと思います。

（公社）全国運転代行協会　茨城県支部の報告から