公益社団法人　全国運転代行協会

令和４年８月２９日㈫　（公社）全国運転代行協会監事・茨城県支部長、並びに（一社）茨城県運転代行協会　中山一夫理事長、他２名役員が、茨城県警察日立警察署（茨城県日立市）を訪問させて頂きました。遅澤隆夫署長が対応してくださいました。遅澤署長とは、警察本部管理官、太田署長時代から、協会活動で非常にお世話になっており中山理事長とは久しぶりの対面でした。今回の訪問もお忙しい中、時間を空けて下さり熱心に話を聞いてくださいました。

中山理事長からは、県内の運転代行事情、県北、特に日立地域の現状をお話させて頂きました。日立市は、白タク行為、名義貸しなどの違法行為が多い地域で、法令を遵守している業者が、違法業者に営業を妨害されている一面もあり、更なる取り締まりの必要性を説明させて頂きました。

地域柄不法投棄も問題になっており、日立の協会加盟業者の代行車に不法投棄抑止のステッカーを付けアピールさせて頂き地域に貢献している話もさせて頂きました。

遅澤署長からは、日立の地域特性、交通関連事情についてお聞きし、県内各地を歩かれた交通機動隊所属時代の話と日立の署長から見た印象をお聞きしました。

また、コロナ禍では宅飲みが増えてきており、お酒が足りなくなれば近くのお店にお酒を買いに行く飲酒運転者も増えているという話もあがりました。

遅澤署長は、交通畑のお仕事が多く、県内警察署の交通課には精通しており、交通をつかさどる運転代行としては、心強い方であります。今回の訪問では、特に日立（県北地域）の問題点を説明し、運転代行業健全化に向けて活動している協会の現在の働きを具体的にお伝えすることができました。

茨城県内の飲酒運転検挙者数は、令和２年１２３７件、令和３年９７７件と非常にたくさんの違反者が後を絶ちません。運転代行業は、飲酒運転根絶も大きな社会に対する役割であり、今後も地域の警察と連携・協力して協会活動を進めて参りたいと思います。

（公社）全国運転代行協会　茨城県支部の報告から