公益社団法人　全国運転代行協会

2月11日（火）協会宮崎県支部（黒木支部長）は、宮崎県自動車代行事業協同組合とともに、宮崎市内で「第32回合同安全研修会」を行った。
開会宣言を、事業協同組合江本専務理事が、主催者挨拶を佐伯組合長が行い研修会は次のように進行した。
第1部　宮崎県警察本部　交通部交通企画課　坂梨警部補から「自動車運転代行業法等の改正について」　昨年12月「成年非後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図る関係法律の整備に関する法律」が改正され、適正化法（欠格要件の改正）法第3条、規則第2条のほか道交法の改正の概要ついてなど詳しく説明された。
第2部　宮崎北警察署　交通課　木本警部補から「交通事故・交通違反の状況　事故防止と対策について」　交通事故の原因と交通違反との関係性、併せて事故防止対策を事故事例から解説がなされた。
第3部　公益社団法人全国運転代行協会　丹澤忠義会長から「代行業界のこれからについて」　皆さんを悩ましている大きな要因に料金問題がある。現在のような安い料金設定で「業」が成り立つわけがない。勇気をもって業者間で団結していただき、強い組織力でその他の問題点も改善していってもらいたいと話された。

第4部　宮崎県総合政策部　総合交通課　米倉氏から「代行運転ができる車両と免許種別について」　道交法における随伴用自動車及び運転免許について、取違の無いよう説明がなされた。
第5部　利用者の安全・安心を得るため無事故経営するために主催者側から「事故事例と事故防止について」　ジェイ・ディ共済協同組合　長嶋幹男専務理事を招へいし、事故の要因とその対策を事例とともに講習がなされた。
参加者90名余りは、社会変化にともない代行業界が早急に取り組むべき課題として意識の共有ができ、意義深い研修会となった。

公益社団法人全国運転代行協会　宮崎県支部の報告から