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栃木県支部が「栃木県那須塩原・大田原地区自動車運転代行業合同研修会」に参加

12月10日(火)那須塩原警察署大会議室において、栃木県警察本部交通部交通企画課と栃木県県土整備部交通政策課との合同で、「那須塩原・大田原地区自動車運転代行業合同研修会」が行われ、那須塩原警察署から依頼をいただき、栃木県支部(板橋支部長)が参加いたしました。
開会にあたり、栃木県那須塩原警察署 地域管理官兼交通管理官から研修会の趣旨・目的が述べられました。

栃木県警察本部交通部交通企画課からは、交通事故防止、中でも「ながら運転」について詳しく説明がありました。そして、「自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律」等の確認。又、今回の一部改正となった「自動車運転代行業認定時等の事務手続き」について、必要書類・保管期間等の詳しい説明がありました。次に、栃木県県土整備部交通政策課から、自動車運転代行業者用備付簿冊に対する説明と、利用者の安全確保と適正な運営。又、自動車運転代行業者の主な遵守事項等についても説明がされました。

板橋支部長から、自動車運転代行業界の全国の現状と傾向。そして、今後の取り組みに対しての説明と、他県と栃木県との違いを話しました。現状として、栃木県の保有台数が多いといえ、様々な理由で廃業率が40%を超えている実態があり、実際に収受される代行利用料金が大きな原因の一つにあると説明しました。利用料金の安さから、利益を得るために過剰な依頼を受け付けるため、スピード超過や長時間勤務による過労運転等が、事故につながっている要因であれば、真っ先に取り組むべきは、代行利用料金を適正な料金に値上げする事で、ひいてはそれが「適正な業務運営」につながると説明しました。

次に、料金に対して、利用者とのトラブルを防ぐためにも明確な利用料金の提示ができる料金メーターは必要不可欠であり、将来的にもJIS規格に対応できる、料金メーターを参考として、運転代行専用「Sirius-1」の説明を会場駐車場に実際にメーターが取り付けられている随伴用自動車で説明するほか操作体験もしていただきました。

県担当官、那須塩原警察署・大田原警察署の担当官の方々にも、SDD全国こども書道コンクール作品にラッピングされた随伴用自動車、料金メーター「Sirius-1」を見学していただき、担当官からは飲酒運転根絶を訴えるラッピングと現代の進化した料金メータの性能に感心されていました。

我々運転代行業者は、多くの車種を運転する技術とお客様に対する接客、そして、お客様の大切な命と財産をお預かりする業であること。又「飲酒運転根絶」の受皿となる、なくてはならない業であること。などから、どうか適正な業務運営を行なう為に、地域ごとに事業者が手を結び、「ダンピング合戦」にピリオドを打ち、適正な利用料金を設定していただき、自信をもって、業務内容に見合った利用料金をお客様からいただけるようになってほしいと思います。

公益社団法人全国運転代行協会 栃木県支部の報告から

 

 

 

 

 

 

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