8月27日(月)午後4時から、佐野警察署大会議室において「栃木県警察本部交通部交通企画課・栃木県県土整備部交通政策課」主催で、「佐野地区自動車運転代行業研修会」が行われました。栃木県警察本部交通部交通企画課からの依頼を受け、栃木県支部(板橋支部長)が参加し講演を行いました。
開会に際して、研修会の趣旨および目的が栃木県佐野警察署相田武志交通課長から述べられました。
栃木県県土整備部交通政策課は、利用者の安全確保と適正な運営および自動車運転代行業者の主な順守事項等について講演されました。次に、警察本部交通部交通企画課からは、自動車運転代行業務中の事故防止対策をはじめに、県内で近年発生した事故状況について説明がされたほか、自動車運転代行業者用備付簿冊に対する講演をされました。
次に、板橋栃木県支部長から、全国各地域における自動車運転代行業界の現状と栃木県の現状を対比し報告をしました。なかでも交通事故件数は、全国に比べ栃木県の随伴用自動車の割合に対する交通事故発生件数がトップレベルでり、その原因としては、「交通ルールを守らない」前に「守っていては利益が取れない」代行料金の現状であることから、最低利用料金を設定し順守することが、適正な業務の運営につながり、事故防止にもつながる。又、運転代行の業務は深夜に様々な種類の車を運転する技術と、飲酒した利用者の接客を行う大変神経と体力を使い2名で行う業務であり、タクシー料金より低い料金ではいけない。
最後に、代行業界の未来に対し「料金メーター・業界の情報」。そして、公益社団法人の当協会の重要性についての説明をしました。
公益社団法人全国運転代行協会 栃木県支部の報告から