2月9日(金) 栃木県宇都宮市東宿郷付近にて(栃木県庁・栃木県警察本部・宇都宮東警察署)同行のもと、栃木県支部健全化推進員6名が参加し街頭指導パトロールが行われました。県内では初めての試みであり、すでに他県で行った際の反省点を取り入れ、トラブルの無いよう声掛け時の言葉遣い等の確認を綿密に行いました。
栃木県庁交通政策課から2名、栃木県警察本部交通企画課から1名、宇都宮東警察署交通総務課から1名に同行していただき、JR宇都宮駅東口の繫華街を中心に20時~22時の約2時間に渡り合同パトロールを行いました。待機している代行随伴用車両に対し一台一台丁寧に声をかけ「表示等義務違反」「運転代行役務提供の書面」を重視して確認を行いました。協会栃木県支部で用意した「法令違反」の内容を記すチラシ、栃木県警察本部で用意していただいた「事故防止」等のチラシを配布し、ドライバーの方に分かりやすく説明を行い、代表者へのお伝えをお願いしました。
今回は、約35業者の車両確認が出来た中で、9割の業者が「表示違反や、役務提供の条件説明用書面の不備」という実態がわかりました。そして乗務員自身、違法行為等の認識不足がわかりました。(情報受付シートに記入しきれない業者もありました。)
これからも街頭指導を行い、健全化推進員が作成する法令違反業者の情報受付シートは、国土交通省へ報告されます。指摘された各業者の方には、(自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律)に基づき、速やかに改善していただき利用者保護の確保を図るため適正な業務運営に心掛けてほしいと感じました。
その第一歩として、この業界をよく理解するため、また、同業者として業界の健全化に働きかけられる、この協会に加入してほしいと切に願います。
県支部は(県庁・県警察本部)と初日の反省会を行い、3月末日までの期間街頭指導を行っていく方針です。
公益社団法人全国運転代行協会 栃木県支部の報告から