7月18日(火)御殿場市名鉄菜館において行われた「御殿場から飲酒運転を根絶する」をスローガンとした、「御殿場運転代行連絡会発足式」に当協会丹澤会長が招へいされました。
冒頭、髙瀨会長から飲酒運転の受け皿の代行業を、社会に認めてもらう事が我々の生きる道「御殿場から飲酒運転を根絶する。飲酒運転が原因での事故を無くすことを目的に掲げ御殿場運転代行連絡会を発足します。また、商売敵でなく、同業者=仲間と言う意識で業界の最新情報を学び、法令を遵守して社会貢献していきましょう。」と開会の挨拶がなされました。
引き続き、滝田達也 御殿場市副市長から「このような会を代行業者自らが立ち上げられた事は素晴らしい事であり、とても意義深いことだい思います。また、市長も連絡会発足の業者さんの心意気に感銘しており、今後は行政とともにこの命題を進めていきます。」との言葉をいただきました。
記念講演として、清水 能弘御殿場警察署交通課係長から、静岡県及び御殿場市においての交通事故状況及び実際の事故発生現場においての注意・予備知識のほか、代行業務中に起こりうる事故回避へのアドバイス等がスクリーン表示を交えて講演されました。
協会丹澤 忠義会長から、①代行業の歴史 ②業法施行の意義 ③順法精神の乱れとともに健全化への問題点として、①地域での適正料金の検討 ②新規認定台数規制 ③営業ナンバー ④損害賠償措置の義務付けの徹底 ⑤労働基準法に基づく雇用 ⑥税金 ⑦立入検査の実施 ⑧官民一体の通報制度による業界の健全化に当協会が取り組んでいる最新の情報及び状況を報告するほか、「御殿場運転代行連絡会」の発足を機に、皆さんで心合わせて業が成り立つように、御殿場から飲酒運転がなくなるように、運転代行の皆さんが胸を張って多くの方々に利用していただきましょう、とはなむけの言葉で結ばれました。
協会霜鳥 雅一理事から、神奈川県での料金体系を例に、適正な代行料金の考え方と利用者保護対策にある料金メーターの義務化についての現状と方向性が報告されました。
引き続き、協会山本 勝也静岡県支部長から、沼津市の代行の状況及び飲酒運転根絶のための活動への取り組みが発表され、現在山積している業界の問題の解決及び業界の健全化には、業者が力を合わせることが不可欠であり、協会に入会いただきともに取り組みましょう、と報告と呼びかけがなされました。
田辺 喜義副会長から、有意義な発足会でしたと閉会の挨拶がなされ、盛会のなかで閉会となりました。