11月6日(日)に、徳島県支部(上原支部長)「あわすだち会」が協会会長を招へいし、国土交通省から発出された「利用者保護」に対する勉強会を行いました。
先ずは、平成24年に発出された事業者に義務付けられた項目
① 随伴自動車の標示のペイント化
② 料金の概算額の算出基礎の説明
③、損害賠償措置の書面による説明
次に、平成28年4月に発出された事業者等に義務付けられた項目
① 料金制度に関するガイドラインの策定
② 随伴用自動車係る損害賠償措置の義務化
③ 随伴用自動車の標示の厳格化
④ 役務提供の条件説明用書面の標準化
等が丹澤会長から説明がなされました。
特に、「あわすだち会」では、これまで料金について申し合わせが行われてきましたが、実際には会員以外の事業者からの安売りに対し、割引券やポイント制を用いることとなり、実質申し合わせの内容が崩れている状況でした。
これまで、協会は事業者の皆さんの声を行政に届け、行政は上記の他にも運転代行業の適正化のために多くの施策を打ち出してきました。今日の運転代行業の適正な営業を行う環境が整うまでの間、その都度、多くの事業者から「小規模事業者を潰すきか」などの批判をいただきましたが、これまでの隙間産業から「利用者が安心して利用できる安全な運転代行」を実現し、孫子の代まで引き継げるようにするには、これまでしてこなかったことも時代が求めていることとして、「利用者目線で事業を考えなければならない」と将来を見据えた丹澤会長の強い言葉に、協会徳島県支部は新たな気持ちで勉強会をこれから先も行うことで閉会されました。
公益社団法人全国運転代行協会 徳島県支部の報告から