公益社団法人　全国運転代行協会

４月１日、国土交通省より「自動車運転代行業の料金制度に関するガイドラインについて」と「自動車運転代行業の業界団体が実施する違法行為防止活動への協力について」が公表されました。
これは３月２２日に発表された「利用者保護対策」１１項目のうちの２項目で、都道府県担当部局に対し、技術的助言として、当協会へも通達として発出されました。また、警察庁を通じて都道府県警察本部へも通知されました。
これにより、運転代行利用者の保護及び利便性の向上の観点から、業界健全化への道を大きく踏み出すことになりました。運転代行業者の皆様におかれましては、内容をご理解いただき、今後の健全・適正な事業の取り組みを図っていただきたくお願い申し上げます。

■　国土交通省ホームページ「自動車運転代行業について」

国土交通省は、これまでの実態調査において利用者から「料金システムが分かりにくい」との声が多く挙がったことを背景に、利用者へのサービス向上や運転代行の需要拡大を図るため、今般「料金ガイドライン」を策定しました。
「料金ガイドライン」は運転代行業者が料金を定める際の指針であり、強制するものではありませんが、運転代行業の健全化・適正化を目指す皆様におかれましては、「料金ガイドライン」を参考に適正な料金体系および料金水準となるよう、必要に応じて料金の見直しを積極的に図っていただきたいと思います。
　また、全業者が「料金ガイドライン」に沿って料金体系を見直すことは、次のステップとして料金メーターの導入等、適正な料金の収受を検討することにもつながり、料金問題解決への第一歩となります。

■　「自動車運転代行業の料金制度に関するガイドライン」

「違法行為防止活動への協力」は、業界団体（公益社団法人全国運転代行協会および公益財団法人運転代行振興機構）の地方組織が行う違法行為防止活動に対する行政の協力内容が示されています。
各支部長におかれましては、内容をご理解の上、運転代行業の健全化・適正化を図る諸活動に取り組んでいただきたくお願い申し上げます。

■　「自動車運転代行業の業界団体が実施する違法行為防止活動への協力について」