11月8日(日)、滋賀県近江八幡市の近江八幡男女参画センターにおいて、協会滋賀県支部と運転代行協会・滋賀の共催で、第五回滋賀県運転代行安全講習会が開催され、近隣の運転代行業者15社とドライバー合わせて約30名が参加しました。講習会の目的は、繁忙期に向けて運転代行の事故を無くすこと。 当日は、はじめに共催者である運転代行協会・滋賀の網濱会長の挨拶があり、続いて滋賀県庁交通戦略課から「県から見る運転代行業務」、滋賀県警察本部交通企画課から「立入検査の結果と問題点」と題してそれぞれ講習がなされました。具体的には損害賠償措置に問題のある業者の存在、白タク行為につながるAB間輸送の問題、行燈の色や表示方法等、実例を挙げての講習内容でした。
続いて協会丹澤会長が「業界の現状と今後について」と題し、業界自体が考え行動に移していかなければ今後の発展はない、との内容が熱く語られ、参加者の共感を呼んでいました。後半は、ジェイ・ディ共済協同組合の金澤副理事長ほかの講師による、運転代行に伴う事故防止についての講習が行われ、事故を決して起こしてはならない、との意識を持つことがいかに大切かを確認した講習会となりました。