公益社団法人　全国運転代行協会

　11月10日（月）、協会神奈川県支部（霜鳥支部長）では、神奈川県運転代行協会と共催で横浜市日本大通りの横浜情報文化センターにおいて、交通安全講習会を開催しました。この講習会は今年で4回目となり、今年は15事業者の参加がありました。
　霜鳥支部長の開会宣言に始まり、神奈川県運転代行協会田中会長からこの講習会の趣旨説明があり、神奈川県警本部交通総務課高橋警部補から「県内運転代行業の現状」と題して、警察庁からのデータに基づいて神奈川県の代行事業について分析した講和がありました。
　続いて、当協会丹澤会長から来年４月１日になされる事務・権限移譲により国に働きかけるべきことと、都道府県に働きかけるべきことが違ってくる。それを踏まえて、県庁・県警と事業者がより一体的に代行業界の将来を考えて意見交換する場を持つことが大切であり、そのためにも唯一の公益社団法人である当協会の都道府県支部の役割がたいへん重要であると講演されました。
　休憩をはさんで、ジェイ・ディ共済協同組合事業推進統括部手塚統括部長から講習がなされました。事故の半数以上が入出庫の際に起きていることから、「随伴用自動車のドライバーがいかに事故防止の行動を取るように指導するかが、経営者のなすべきこと」と経営者の指導がいかに大切かという内容でした。
　講習会の最後に、新しく事業者になられた方も加わって意見交換がなされました。「今までこのような活動があるのを知らなかった。もっと周囲の同業者に声を掛けて業界を良くしていきたい。」などの声が聞かれ、今年もたいへん有意義な講習会となりました。