今季も夏のレジャーや帰省などで飲酒の機会が多くなる時期を捉えて、7月1日から7日まで、東京都と警視庁主催の『飲酒運転させないTOKYOキャンペーン(夏季)』が実施されています。
第21回目を迎えた本キャンペーン。初日には、JR上野駅ビル内でオープニングセレモニーが盛大に行われ、多くの方の熱気に包まれました。
上野駅は東北への玄関口ということもあり、宮城県出身の朝海ひかるさんがキャンペーン隊長に任命され、飲酒運転根絶を呼びかけました。
今回は「七夕に願いをこめて」と題し、駅利用者が短冊に飲酒運転根絶への願いをしたため、キャンペーン隊長に託しました。
また、このセレモニー会場において『JD共済presentsSDD全国こども書道コンクール作品展』が開催されました。
日頃、飲酒運転根絶を訴えている警察官の方々も、作品の前で足を止め、「方言でのメッセージに新鮮さを感じる。子供からのメッセージは伝わりやすい。」と感心していました。今回参加して、子供たちのメッセージが、作品展という形で全国の方々の目に触れ、飲酒運転根絶の輪が広がっていく様子が見えてきました。
大きな社会問題になっている飲酒運転。東京都でも減少傾向にあるものの、未だ飲酒運転による重大な交通事故が後を絶たない状況です。
ハンドルを握る者、そしてその周りの人が、飲酒運転の危険性、悪質性を自覚し、その重さに責任を持たなければなりません。
しかしながら、飲酒運転による事故で失うものの重大さに対する認識は、まだまだ低いと思います。飲酒運転根絶の一端を担う運転代行業界の唯一の公益社団法人として今後も積極的に活動に参加し、飲酒運転根絶に向けての活動の輪を広げることに努めていかなければならないと改めて実感したイベントでした。