運転代行を安全・安心にご利用いただくことを目的として創設された「優良運転代行業者評価制度」において、第2期(平成27年11月~平成29年10月まで有効)の優良認定事業者一覧を公開します。
この制度についての概要は以下の通りです。
(1)同制度は、警察庁・国土交通省が平成24年3月29日に発表した「安全・安心な利用に向けた自動車運転代行業の更なる健全化対策」の中で業界団体に期待される項目として打ち出されたことを受けて、業界関連の2つの公益法人(公益社団法人全国運転代行協会、公益財団法人運転代行振興機構)が協力して制度設計と実務に取り組んでおります。なおこの制度は、外部有識者を交えた優良運転代行業者評価認定委員会によって管理運営され、審査基準に適合した事業者に優良認定証と随伴車両用のステッカーを交付しています。
※第2期(平成27年11月~平成29年10月まで有効)は黄色いステッカーです。
第1期(平成25年11月~平成27年10月)の赤いステッカーは無効です。
(2)審査基準は以下の通りです。
①都道府県の公安委員会より開業の認定を受けて2年以上経過。
※公安委員会の認定証の写しを提出していただきます。
②代行保険(共済)に加入し、掛金滞納が無いこと。
※代行保険(共済)は客車事故に対応する保険(共済)であり、法律で義務付けられています。証券・加入証の写しを提出していただきます。
③随伴車について任意保険に加入し、掛金滞納が無いこと。
※法律の義務ではありませんが、随伴車事故にも対応できる措置がなされているかを確認します。随伴車ごとの任意保険証券の写しを提出していただきます。
④事業の納税義務を果たしていること。
※事業の確定申告書または納税証明書の写しを提出していただきます。
⑤代表者が過去2年に重大な交通違反(飲酒運転、無免許運転、救護義務違反等)をしていないこと。
※自動車安全運転センターが発行する運転記録証明書の写しを提出していただきます。
⑥運転代行業法における違反が無いこと。
※警察・国土交通省が公開する違反業者に該当しないことを確認します。
さらに、事業者として法令順守を確認する自認書、誓約書を提出していただき、審査基準に背く事実が判明した場合は優良認定を取り消すことにいたします。
⑦料金表を備え、掲示していること。
※料金表の写しを提出していただきます。
(3)今後も事業者名の削除、見直し等による更新があり得ますので、最新情報は当協会ホームページでご確認ください。
平成27年12月1日
優良運転代行業者評価認定委員会
公益社団法人 全国運転代行協会
公益財団法人 運転代行振興機構